株主・投資家の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
当社グループの2008年度の業績は、昨秋以降、世界経済が想定以上に急減速した影響を受け、売上高は前年度比12.2%減少の1兆7,707億円、営業利益は83億円(前年度比89.1%減少)、当期純利益は932億円の損失となりました。
当年度は全社を挙げて原価低減活動によるコスト競争力向上などに取り組みましたが、景気低迷による売上減少に加え、次年度以降の収益確保に向けた構造改革費用を計上したことにより、多額の最終損失となりましたこと、お詫び申し上げます。
2009年度も、少なくとも前半は不透明な経営環境の継続が見込まれ、売上の急速な拡大も困難と言わざるを得ない状況から、現在推進している中期経営計画の一部を見直すとともに、この1年を成長に向けた土台作りの年として、新たな施策を実行することとしました。
まず、厳しい外部環境でも収益確保を可能とするコスト構造への変革を目指して「経営体質の徹底強化」を推進いたします。さらに、先進各国による景気対策が、環境・エネルギー分野で強みを持つ当社グループの事業に直結していることから、成長が見込まれるソーラー、二次電池事業への戦略的投資を着実に実行してまいります。
加えて、昨年12月に契約を締結したパナソニック㈱との資本・業務提携を通じ、同社による当社子会社化後は、両社によるシナジー(相乗効果)の最大化を目指してまいります。
なお、当社は同社による子会社化後も、当面の間、当社株式の上場を維持する予定であります。
株主・投資家の皆様には、拡大するビジネスチャンスを活かし「環境・エナジー先進メーカー」への進化を目指す当社グループに一層ご期待いただき、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2009年6月
代表取締役社長

