環境・社会活動

環境に関する中期戦略

中期経営計画を環境面で具現化し、「環境・エナジー先進メーカー」の基盤確立をめざします。

事業を通じた環境・エネルギー問題への貢献

当社グループは、「環境・エナジー先進メーカー」にふさわしい事業を展開していくため、当社の持つ技術力により、地球規模での環境・エネルギー問題に対してグローバルに貢献していくことをめざして技術開発および商品開発を進めています。特に地球温暖化の原因となるCO2の排出量抑制を当社グループの最重要課題としてとらえ、「グローバル環境行動計画」のなかで、太陽電池、二次電池をはじめとするグループ全体の環境配慮製品の使用によるCO2排出抑制量を、2010年にはグローバルでの事業活動によるCO2排出量と同等とする「カーボンニュートラル」※1の達成を掲げています。

具体的には、製品によるCO2排出抑制量は、太陽電池による発電量や、家電製品・業務用機器・部品などのエネルギー効率の向上とその普及(販売)による省エネ効果量を拡大することで増加させ、事業活動によるCO2排出量については、工場やオフィスにおける省エネルギーの推進により抑制していきます。

2008年度は、製品のCO2排出抑制量が51万トン、事業活動によるCO2排出量が118万トン※2となり、「カーボンニュートラル達成率」はグローバル環境行動計画における目標38%に対して43%となりました。2009年度はCO2排出抑制量を100万トン以上、「カーボンニュートラル達成率」70%以上を目標としています。

■カーボンニュートラル達成率:目標と実績
カーボンニュートラル達成率:目標と実績
2020年に向けた環境・エネルギー問題への取り組み

さらに当社グループは、これら製品の使用によるCO2排出抑制量が事業活動によるCO2排出量を上回る、「カーボンマイナス」※1社会の実現に貢献する企業になることをめざしています。2020年には、太陽電池、HEV用二次電池や市販用ニッケル水素電池「eneloop」の普及拡大により、年間で約2,000万トンのCO2削減に貢献できるものと推計しています。このように、当社グループは、強みである「エネルギー技術」や「環境浄化技術」、さらには「エレクトロニクス技術」を融合し、環境・エネルギー問題に貢献できる世界になくてはならない技術・商品を提供していきます。
一方で、事業活動に伴うCO2を含む温室効果ガスの排出抑制についても、日本の電機・電子業界で定めた「2010年度までに1990年度比で実質生産高CO2排出量原単位を35%改善する」という共通目標の達成をめざすと同時に、GEMS※3、国内製造事業所、グローバルの3つの範囲において、それぞれに目標を設定し、エネルギー利用の高効率化、生産プロセスの高効率化などに取り組み、省エネルギーを推進しています。

■当社グループにおける2020年に向けたCO2削減についての目標
当社グループにおける2020年に向けたCO2削減についての目標

※1 「カーボンニュートラル」および「カーボンマイナス」は、いずれも当社表現による。
また、「製品使用によるCO2排出抑制量」は、当社基準で計算した値を使用。

※2 購入電力のCO2排出係数は、日本電機工業会が発表した2003年の国別排出係数を使用。

※3 「Group Environmental Management System」の略。
三洋電機グループ国内主要拠点のISO14001統合認証体を指す。

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